夢や目標を語るのに、それに向けて行動できない人の心理
- Sachiko Fukushima
- 2023年1月5日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年9月17日
一生懸命自分の夢や目標を語ってくれるのに、なぜだかなかなか実行しない…、実行に移そうともしない…
実はこういう人が多いんです。かつての私もそうでした。
どんどん行動できる人からしたら、不思議に思うでしょうね。でもちゃんとした理由があるんです。

行動できない3つの原因
1.完璧主義
完璧主義の人は、「どうやったら完璧にできるか」とか「ちゃんとできるか」ということを考えてしまい、なかなか行動に移せません。でも「完璧にできる状態」というのは、本当に実現できるのでしょうか?
完璧主義の人は、どんなに周到に準備したとしても、「絶対に自分が思うような完璧にはできない」のです。
2.「やることの塊が大きすぎる」
作業の内容が塊として大きすぎると、なかなか手を付けられません。例えば、作業内容が大まかすぎて何をしたらいいのか分からないという状態になってしまったり、やることが多すぎて何からどう手を付けていいのか分からない状態になってしまいます。
できるだけ作業の内容を小さな塊で考えられるように分解し、手順を組んでから着手するようにすると、もっと簡単に考えられるようになると思います。
3.後回し癖がついてしまっている
人によっては大事なことほど後回しにしてしまうという癖がついている人がいます。癖になってしまっているということは、いつもいつもそうしてるということなので、これはなかなか変えられません。後回しにした結果、期限ぎりぎりになりお尻に火が付いた状態で着手することになり、いつもバタバタして過ごしているのがこのタイプの人です。
行動を早めるために気を付けたいポイント
実は【自分が成功した姿をイメージしすぎると、成功するために行動しようとする意欲が落ちてしまう】のだそうです。
皆さんの周りにはこういう人はいますか?
もしかしたらご自身がそうでしょうか?
・なぜか一生懸命夢を語ってくれるのに、なかなか実行しようとしない
・次々に資格をとったり新しい勉強を始める
夢や目標を語ったり、勉強をしすぎることは、別にお困りごとでもないし、不幸なことでもありません。夢や目標があり、それを語れるというのは前向きなことですし、資格をとるための勉強をすることも、自分の糧にも財産にもなるのでポジティブなことですよね。
でも、数年間ずっと同じ夢を語り続けてるのに実現するための行動をしない、ずっとずっと「資格をとらないと自分のやりたい仕事ができない」と、何か資格を取っても次々と新しい資格を取るための挑戦をしていて、当のやりたいことが実現できないという人がいます。やりたいことがあるはずなのに、どうして実行できないんでしょうか?
単にその人がネガティブすぎるのでしょうか?
それとも本当にその資格をとらないと、やりたいことは実現できないんでしょうか?

一生懸命夢を語ってはいけないのか?
例えば、
✅5キロダイエットに成功したら
✅月収が100万円になったら
✅もしこの資格がとれたら
「人生ががらりと変わる」
というような好転した自分をイメージするとします。
でも脳は大成功したイメージを思い描くと、
それだけで満足してしまう
という習性があるようです。

よく「●●がやりたい、できたら私はこうなる」みたいなことをずっと言ってる人が、いつまでたっても何も行動しない…というのは、こういうところに原因があるのかもしれません。
自分が思っているほどポジティブ性格ではないのかもしれない
人間って、一見ポジティブで前向き思考だと思える人でも、実はそうでもないんです。
本人も気が付いてないことが多いのです。

だから別にポジティブ思考、どんどん行動できる私、なんて別に無理に装う必要はありません。
※でも、装うための準備ができてる人は、自分の理想の姿に近づくために、どんどん装って行けるでしょう。
でも、多くの人は、無意識の中で
「夢や目標を達成しないように生きていこう」
と、自分にブレーキをかけながら生きていることがあります。
これは、実は自分を守ろうという心のはたらきでもあります。
まずは、夢の実現と反対の行動をとろうとしている時に、そのことに自分が気づく、ことが大切です。
自分の人生がよくなることを想像するのは楽しいものです。
でも人生を変えるとなると、くせでいつもやっていることや習慣になってしまっていること
を、がらりと変える必要があります。
楽しい想像のために時間を使うより、段取りをして、コツコツと習慣を変える取り組みをしていくことが大事です。
今の姿が自分の理想の姿じゃない
変わりたい
と思っているならば、まず習慣と時間の使い方を変えることだと思います。
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