成人年齢の引き下げ、これからどうなる?
- Sachiko Fukushima
- 2022年3月31日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年8月16日
18歳、19歳のお子様をお持ちの皆様、4月1日から彼らは「成人」になります。
民法の改正により、「成人」の年齢が18歳に引き下げられます。
↓ ↓ ↓
成人になると、いろんなことができるようになります。
一つは、
【自分の意志で契約ができるようになる】
ということ。学生でも親にいちいち了解を得なくても、クレジットカードを作ったり、携帯電話の契約をしたり、高額なローンを組むこともできるようになります。
一方健康面での影響を考慮して、ということで、たばこやお酒は従来通り20歳からとなってます。
ちなみに、18歳から行政書士の資格者となったりすることも可能となりました。
学生のうちに資格をとっておけば、高校卒業してすぐに行政書士開業!なんてこともできますね。

【自分の意志で契約ができるようになると…】
まだ社会生活が未熟なうちは、間違った知識で契約をしてしまうこともあるかもしれませんね。
親の同意を得ずにしてしまった契約は、未成年の間は取消することができますが、成人になってからはできなくなりますので、その契約に対して自分自身が責任を負うことになります。
2020年11~12月、全国約1000社の貸金業者が加盟する「日本貸金業協会」(東京)が、18、19歳への貸し付け方針を調査したところ、回答した520社のうち182社(35%)は会社員など収入があれば貸すと回答。83社(16%)は学生にも貸し付けるとした。
より若い年齢から、契約行為に対する知識が必要とされるようになります。



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