建設業許可をとることのデメリット
- Sachiko Fukushima
- 2022年2月21日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年8月13日
建設業の許可をとることで不便になってしまうことがあります。
【一人親方だと遠方の工事が受けられなくなる】
ということです。
なぜそのようなことがおこってしまうのでしょうか。
建設業許可業者に必要な技術者の配置
まず、建設業の許可をとるためには、その事業所に「専任技術者」を配置する必要があります。
建設業許可についての専門サイトはこちら
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※専任技術者とは
「営業所の専任技術者」とはどういった役割を担う人なのかというと、請負契約の締結にあたり技術的なサポート(工法の検討、注文者への技術的な説明、積算見積等)を行うことが主な役割となります。
※専任技術者になれるのは
✅例えば土木施工管理技士や建築士などの一定の資格を持っている
✅許可を取りたい建設業の業種で10年以上の実務経験があり、なおかつその実務経験が証明できる
✅土木系等の学校を卒業して一定の実務経験があり、その学歴と実務経験が証明できる
というような条件の方です。

ちなみに、専任技術者は営業の拠点となる事務所に在中して、各工事の技術的な管理を行います。
営業の拠点に在中するので、その拠点から遠くの現場に専任技術者が行くことは基本的にはできません。
1人親方だと、自分が専任技術者にならないといけないので、高知県に拠点を持ちながら
東京なんかの工事の管理はできないのです。
県外の工事を請け負う場合は、自分が県外に出てその県に拠点を置き許可をとるか、自分以外の専任技術者になれる条件を持った人を雇う必要があります。
どうしても一人親方で事業を行いたい場合は、許可をあきらめて一定額以下の金額の工事だけを請けることにするか、県外の現場をあきらめるか…ということになります。まずはお問い合わせください.。



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