販路拡大を優先的な経営課題にするのは正解なのか?
- Sachiko Fukushima
- 2023年3月17日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年9月22日
黒字の小さな会社の約6割が「販路拡大・営業力の強化」を最重要の経営課題として捉えているようです。(2020年の中小企業白書を参考にした数字です)
販路拡大は優先的な経営課題として正解なのか?
売上はいつまでも伸ばし続けられるものなのか、私はNOだと思います。

経営課題とは?
簡単に言えば、事業経営の場面において
目標を設定したり、掲げたビジョンなどと現実の間にギャップがある時にその差を埋めるものを経営課題というそうです。
こうなればいいなあ、こうなるためにこういうことをやっていこう…
とかいう感じでしょうか。
最近は
✅販路拡大や営業力の強化
✅人材育成
この2つが主な経営課題としてあげられることが多いようです。
どこまで販路を拡大したらゴールを迎えられるのか
なぜ6割という多くの企業が、販路拡大を経営課題と捉えているのか?
そもそも企業の構成要素として売上額が絶対的に足りてないのでしょうか?
具体的にどのくらい販路が拡大できたら目標達成となるのでしょうか?
仮に何年やっても、理想とする販路拡大ができてないとしたら
その企業の課題は「販路拡大」ではなく、「販路拡大できない原因の改善」が課題なのではないでしょうか?

企業は永久に成長し続けられるのか?
無理でしょう。
いつまでも売上拡大を追い続けるのは、無理があると思います。
成長というのは
売上額を上げ続ける、
販路を増やし続ける、
ということではなく、時代の変化や環境の変化に合わせて企業自体も変化していくことじゃないかな、と私は思います。そのように考えないと、永続的に成長していくのは理論的にも難があると思います。
皆さんはどう思いますか?
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