これから設立する法人の種類は「設立費用の安さ」で選びますか?
- Sachiko Fukushima
- 2022年4月10日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年8月19日
【どんな種類の法人を設立するか】
これについては、ポイントはどこを見ればいいのでしょうか?
✅設立費用の安さ
✅とにかく株式会社
✅他
大体今までの経験では、以上の3点に分かれるという感じで

設立費用の安さのみを追求されるような方は、「手続きは自分でやるけど、無料で教えて」系の人が多いです。
法人化の一つの戦略として、設立費用の安さだけで選ぶ方がいいだろうと思うのは、特に法人名に頼った仕事をしない場合は、大いにあると思います。
例えば…
✅経営コンサルタントなどの、人の名前で勝負するような事業
✅介護事業所や飲食店チェーンのように、屋号でお客様に認識をしてもらうような事業
✅資金がない中で取り急ぎ外部の環境から法人化を迫られるケース(元請け企業等からの依頼や事業承継対策など)
というような設立パターンであれば、事業目的に法人形態が合致している以上は、設立費用のコストパフォーマンスの良さを優先事項にするべきでしょう。だって会社名を売ることに依存しないビジネスモデルだと思うからです。
「株式会社が良い」というケースでは、年配の方や田舎では比較的多いです。やはり株式会社のネームバリューでしょう。当事務所では、規模の拡大志向のお客様や、建設業系のお客様については株式会社をお勧めしています。
「その他」につていは理由は色々です。最初から「合同会社にする」などと決められているケースもあります。
「内容が非営利でもできることなのでNPO法人にします」というケースもあります。→自分で設立すれば無料でできます。
ただ、自分でやれるかどうか不安だし教えてほしい…とか思ってるのに、最初から設立費用の安さだけを追求してするような法人化で、今後の事業展開どんな風に考えてるのかということは気になるところではあります。
それと、出資や組織内の構造をどうするかということも、法人化としては大事なポイントになってくるので、特に関係者が複数でスタートする場合は、そういったポイントも考慮すべきと思います。



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